異業種から福祉へ。社会福祉士・精神保健福祉士はキャリアチェンジに向いている?
2026年08月08日
「今の仕事を続けていていいのだろうか。」
30代、40代になると、そんな思いが頭をよぎることがあります。
もっと人の役に立つ仕事がしたい。
新しい専門性を身につけたい。
これまでの経験を活かしながら、別の分野に挑戦したい。
そんな思いから、福祉の世界へキャリアチェンジを考える人が増えています。しかし、
「福祉の仕事は未経験だけど大丈夫?」
「介護経験がないと難しいのでは?」
「今から資格取得なんてできるのだろうか?」
と不安を感じる方も少なくありません。
実は、フチガミ医療福祉専門学校で学ぶ学生の中には、異業種から福祉を目指している人が数多くいます。前職はさまざまです。新聞記者、学校関係者、一般企業勤務、子育て経験者など、福祉とは別の世界で経験を積んできた人たちが、新たな一歩として社会福祉士や精神保健福祉士を目指しています。
今回は、在校生や卒業生のリアルな声を通して、「なぜ異業種から福祉を目指したのか」「社会福祉士・精神保健福祉士はキャリアチェンジに向いているのか」をご紹介します。
「この仕事がしたい」と思ったきっかけは、人それぞれ
福祉を目指す人のきっかけは、一つではありません。
たとえば、社会福祉士養成科で学ぶある学生は、もともと新聞記者として働いていました。障害者支援事業所を取材した際、利用者の保護者が話したある言葉が忘れられなかったそうです。
「やっと頼れる場所ができました」
その表情や言葉が強く印象に残り、
「困っている人を支援する仕事に携わりたい」
という思いが芽生えたといいます。
また別の学生は、大学の特別支援教育センターで事務職として働いていました。障害のある子どもや保護者と接する中で、
「教育機関での支援が終わった後はどうなるのだろう」
という疑問を持つようになりました。進学後や卒業後も続く生活支援の重要性を知り、社会福祉士を目指すことを決めたそうです。
福祉を目指す理由は、人それぞれ違います。しかし共通しているのは、
「誰かの力になりたい」
という思いでした。
家族の経験が、進路を変えた人もいる
精神保健福祉士を目指す学生たちの中には、家族や身近な人との経験をきっかけに進路を決めた人も少なくありません。
ある卒業生は、
「身内が精神疾患になったこと」
が資格取得を目指すきっかけになったと話します。
また別の卒業生は、
「父親が教師だったことから教育には興味があったが、身内が精神疾患を患ったことで精神保健福祉士という仕事を知った」
といいます。さらに、
「自分の子どもに発達障害があり、病院や施設を利用する中で支援の大切さを実感した」
という学生もいました。
精神保健福祉士という仕事は、決して遠い存在ではありません。身近な人との関わりを通じて、「支援する側になりたい」と考える人も多いのです。
「これで良いのかな?」という迷いが学び直しにつながる
異業種から福祉を目指す人の中には、現在の仕事を続ける中で「もっと専門的に学びたい」と感じた人もいます。
小学校の特別支援学級で働いていた学生は、こう話しています。
「困難を抱えている子どもたちを支援していましたが、『これで良いのかな』と常に模索しながら仕事をしていました。」
保護者自身も不安を抱えていることが多く、「まずは正しい支援ができるところから始めたい」と思うようになり、社会福祉士を目指したそうです。
また、心理学を学んでいた学生は、当初は臨床心理士を目指していました。しかし、
「もっと日常的に支援を必要としている方と長く関わりたい」
と考えるようになり、精神保健福祉士という進路を選択しました。
福祉へのキャリアチェンジは、今の仕事を否定するものではありません。むしろ、これまでの経験を土台にしながら、さらに専門性を高めるための学び直しとも言えるでしょう。
異業種経験は、福祉の現場で大きな強みになる
福祉の仕事は、知識だけで成り立つものではありません。
相手の立場を想像する力。
人との信頼関係を築く力。
そうした力が求められます。だからこそ、異業種での経験が大きな武器になります。
- 営業職ならコミュニケーション力
- 接客業なら相手に寄り添う力
- 教育関係なら支援や指導の経験
- 子育て経験なら家族支援への理解
これまでの人生経験そのものが、支援の現場で活かされることも少なくありません。福祉は、「まったく新しいことをゼロから始める仕事」というより、「これまで培った経験を支援に活かす仕事」なのです。
卒業生たちは、さまざまな場所で活躍している
資格取得後の進路もさまざまです。卒業生の中には、
就労移行支援事業所で支援員として働く人。
病院で相談業務を担当する人。
精神科病院でソーシャルワーカーとして活躍する人。
など、多様なフィールドで活躍しています。
ある卒業生は、在宅訓練を行う利用者への就労支援を担当しています。
「社会資源を活用しながら支援を行い、実際に就労につながったときに大きなやりがいを感じます。」
また病院勤務の卒業生は、
「患者さんが笑顔で退院していく姿や、目標を達成する姿を見ると、この仕事を選んで良かったと思います。」
と話しています。資格取得はゴールではありません。その先に、多くの人の人生に関わる仕事が待っています。
同じ目標を持つ仲間と学べる環境
社会人になってからの学び直しには、不安もあります。しかしフチガミには、同じ目標を持った仲間がいます。
卒業生からは、
「同じ目標を持った仲間と一緒に成長できる環境が心強かった」
という声もありました。在校生からも、
「幅広い年代の人がいるからこそ、いろいろな考え方を知ることができる」
という声が聞かれます。グループワークでは、社会人経験者・福祉経験者・異業種出身者それぞれの視点から意見が出るため、学びも深まります。
また、講師陣の多くが現場経験者であることもフチガミの特長です。資格取得だけでなく、現場で長く活躍するための考え方や実践的な知識も学ぶことができます。
キャリアチェンジに遅すぎることはない
福祉の仕事を目指す人たちは、決して同じ経歴ではありません。
大学職員。
教育関係者。
会社員。
子育て経験者。
さまざまな人生経験を持った人たちが、新たな挑戦として福祉を選んでいます。
社会福祉士や精神保健福祉士は、人の人生に寄り添う仕事です。だからこそ、これまでの経験が無駄になることはありません。むしろ、その経験が誰かを支える力になります。
もし今、「人の役に立つ仕事がしたい」「新しい専門性を身につけたい」「これまでの経験を活かしながら働きたい」そう考えているなら、社会福祉士・精神保健福祉士という選択肢を知るところから始めてみませんか。
福祉の仕事や学び方について相談してみませんか?
フチガミ医療福祉専門学校では、社会福祉士・精神保健福祉士を目指す方に向けて、オープンキャンパスや個別相談を実施しています。
異業種からでも目指せる?
働きながら学べる?
自分の経験は活かせる?
そんな疑問や不安も、ぜひご相談ください。
あなたのこれまでの経験が、誰かを支える力になるかもしれません。